クレジットカードのキャッシング枠とは

クレジットカードのキャッシング枠とは

キャッシング枠とは、クレジットカードに対する融資専用の枠です。ショッピングと違って、融資限定になります。その枠は、融資可能な金額の最大値です。総量規制の対象になりますから、年収の30%以下に限定されます。

ただし一旦決定された枠は、増加する事もできます。利用実績などの状況に応じて、増枠される事もあります。

キャッシングとショッピングの違いとは

クレジットカードには、2種類の機能が備わっています。キャッシングとショッピングです。後者のショッピングとは、買い物が対象になります。多くのお店には、クレジットカード払いのセンサーがあります。それでカードの情報を読み取れば、お金を支払える訳です。

実際には、カード会社がお金を立て替えています。所定の日になりますと、銀行口座からお金が引き落とされるのが一般的です。それに対してキャッシングは、買い物では利用できません。いわゆる融資に該当するからです。

コンビニには、たいていATMの機器が設置されています。その機器でキャッシング借り入れの所定操作を行えば、現金を受け取れる訳です。つまりカード会社から、お金を借りる事になります。すなわちショッピングとは買い物時の立替払いになり、キャッシングは融資に該当する訳です。

キャッシングに対する利用限度額

ところでクレジットカードで利用できる金額には、限度があります。いわゆる限度額です。決して無制限に利用できる訳ではありません。上限額と表現される事もあります。カードの持ち主としては、その限度額の範囲内でサービスを利用できる訳です。

例えばクレジットカードの申し込み審査を受けた結果、60万円に決定されたとします。そのカードで利用できる金額は、最大60万円となります。ですからカードで30万円台や60万円などの金額なら、買い物は可能です。

しかし61万円や73万円などの金額ですと、買い物できません。あくまでも60万が最大値だからです。キャッシングにも、その限度額があります。ですからキャッシングが20万円台なら、10万円台などの融資は可能ですが、21万円や30万円などを借りる事はできません。

ショッピング枠の範囲内に限定されるキャッシング枠

ところでクレジットカードのキャッシング枠は、ショッピングと独立している訳ではありません。確かにカードには2種類の枠はありますが、キャッシングはショッピング枠の範囲内に限定されるからです。必ずショッピングの方が、キャッシングより大きな数字になります。

ですから例えば、カードのショッピング枠は60万円だとします。その場合、キャッシング枠が70万などの数字になる事はありません。あくまでも60万円未満になります。なおキャッシングの枠は、申し込み時に自由に決める事もできます。

ゼロ円に設定する事もできます。ですから例えばショッピング枠が60万円でも、キャッシング枠はゼロ円にする事もできます。しかし実際には、キャッシング枠を設定する方々が多いです。万が一の時に融資を受ける可能性もあるので、10万円や20万円などに設定される事も多いです。

ショッピング枠に対する影響

ところでキャッシング枠は、ショッピング枠で利用可能な金額にも影響を及ぼします。キャッシング枠を使っていれば、ショッピング枠も減るからです。例えばショッピング枠が60万円で、キャッシング枠は15万円に設定されたとします。

それで何らかの事情があって、キャッシング枠で7万円借りました。その7万円という数字は、ショッピング枠から差し引かれる訳です。差し引き分は53万円になります。その状態ですと、カードで60万円分の買い物をする事はできません。

ショッピング枠からキャッシング枠が差し引かれているので、あくまでも53万円が限度になるからです。ですからカードで60万円分の買い物をしたい時には、まずキャッシングの返済を済ませる必要があります。7万円返済すれば、60万円分の枠に戻るからです。

キャッシング枠の限度額と総量規制

ところでキャッシング枠に関する具体的な数字には、年収が大きく関わってきます。総量規制というルールがあるからです。総量規制は、年収と融資額の関係に関わる規制です。例えば現在の年収は、300万円だとします。

この300万円という金額に対しては、30%以内というルールがあります。300万に対する30%は、もちろん90万円です。

枠の最大値は、その90万円に限定されます。ですから例えば、年収300万円の方がカードの申し込みをしたとします。その場合は、キャッシング枠を100万円にする事はできません。100万円ですと、明らかに90万円を超過しているからです。

しかし40万円や50万円などの金額なら、90万円以下になりますから問題ありません。

つまりキャッシング枠の最大値は、現在の年収の30%程度になる訳です。ただしショッピング枠に対しては、その30%という総量規制は適用されません。あくまでもキャッシング枠が対象になります。

キャッシング枠を増やす事も可能

ですからカード審査で決定されるキャッシング枠の最大値は、原則として年収30%未満になる訳です。しかし一旦は40万円などに決定されたとしても、固定される訳ではありません。状況によっては、数字が変わる場合があります。

一度は40万円になっても、60万や70万などと増加する事もあり得る訳です。いわゆる増枠です。というのもカード会社は、随時審査を行っています。

カードの保有者に対する審査も、常に行われています。

審査が行われた結果、キャッシング枠が変動する事も珍しくありません。例えば、返済実績です。一旦クレジットカードを作れば、最終的には返済する事になります。特に返済の遅延もなく、定期的なカードの利用実績もありますと、カード会社から高く評価される場合があります。

それでカード会社から増枠の連絡が来る事もあります。ちなみにカードの持ち主本人が、増枠申し込みをする事もできます。ただし本人が申し込みをしても、審査落ちになる可能性もあります。

書類提出や在籍確認が必要な事も

なお増額に際して、書類が必要になる場合があります。例えばキャッシング枠を50万円以上にする時です。その場合は、カード会社に対して収入証明の書類を提出する事になります。またクレジットカードの持ち主の収入は、増える場合があります。

昇給などで収入が増えた結果、キャッシングの増枠が可能になった時は、カード会社から在籍確認の電話が来る事もあります。

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